『キミサウンド』

tk with Htasune Miku 『キミサウンド』
「これは私にくれた音で紡いだ 四つの詩篇(ラブレター)」

about

『キミサウンド』アートワーク。Sound Stories by tk 1stアルバム。

tk(タピオカP) 1stミニアルバム。
既発表曲「MIR@I」「HaTUNE」「君想ひ」に、新曲「街のすみ」を加えた、
「初音ミクの初音ミクによるVOCALOID イメージソングアルバム」

Title キミサウンド
Artist tk with Hatsune Miku
Release 2019/11/17
Shop
Goods ポストカード( Illustrated by しろくろ )
Price CD:¥1,000- , ポストカード:¥200-
 ※ 同時購入にて100円引き。
 ※ イベント会場での価格となります。
SNS #キミサウンド
Demo movie

tracks

credit

Music&Lyrics by
tk(タピオカP)
Illustrated by
しろくろ
bass by
Leice

afterword

まず、このサイトを見てくださった皆様、そしてこのCDを聞いていただいた皆様、本当にありがとうございます。
自分の初めてのCD、キミサウンド。如何でしたでしょうか?

2018のマジミラの後、DIVELAさんのMETEORと、Omoiさんのグリーンライツセレナーデに背中を押されてから約一年,
こんなCDができました。
自分はやっぱりどうしようもなく、この電子の歌姫のことが好きすぎて、そんな気持ちを込めたミニアルバムになっています。

テーマとしては「彼女が、曲を作ってくれた人のことを歌うなら、どう言葉を選ぶか?」。

いわゆるボカロのイメソンのアルバムとなっています。
ただ、多くの先達が題材にしている「電子の存在のアイデンティティ」みたいな切り口ではなく、マスターとミクさんの関係性をできるだけ等身大に、1-1の関係として描きたいなと想って作りました。

『これは私にくれた音で紡いだ 4曲の詩篇 `ラブレター`』
最初にこう文字にしたように、自分にくれた歌のメロディで、それをくれた誰かへの想いを歌う彼女の存在を感じてくれると幸いです。

聴いてほしいところ

「HaTUNE」

  • タイトルの「a」が小文字なのは、「MIR@I」の「a」が「@」となっていることへの対比
  • タイトルの「a」が小文字なのは、それと同時に、タイトルの「a」で区切られたあとの英単語が "楽曲" を意味するTUNEになることも意図しています。
  • 1コーラス、2コーラスのDROPの2回めの「lalala…」の後ろで、グロッケンにて「Ⅰ→Ⅱ→Ⅳ→Ⅲ」の音列をうっっっっっすら鳴らしている。
    なんの意味を持っているかというと、kzさんのここぞという曲で使われるあのモチーフの音系です。
    Packaged、Tell Your World、Hand in Hand で聴けるあのメロディ。
  • 歌詞カードの色付きの文字を見てくれ。エモいぞ。

「君想ひ」

  • 実は、(ミクさんを思い浮かべながら歌詞を書きつつも)ボーカロイド関係なく聞けるラブソングの歌詞として書き始めた。
  • なので歌詞内でミクさんを連想できる要素は「ハジメテ」と「今を唄う」の2箇所だけ
  • 全曲、意識して「電子の存在」というタイプの言葉は避けてるけれど、この曲が最も「歌を歌うための存在」の描写を避けようとしています。
  • そんなこの曲の歌詞を読んで「ミクさんぽいな」というふうに感じたなら、それは貴方がミク廃だという証拠なのです。

「街のすみ」

  • 完全に君の知らない物語を意識して書きました。
    ああいう、"""""切ない""""ピアノロックで描かれた初音ミクイメソン少なすぎ問題。
     → なら自分で書くという精神。
  • 間奏の後半、グロッケンでHaTUNEのDROPの旋律を使っています。
  • tkがグロッケンで対旋律を書く時、それはだいたいライトモチーフ。

「MIR@I」

  • 「@」つきの曲名っていえば、初期のボカロ界隈にも多大な影響を与えたあのゲームを思い浮かべるかと思います。
    こういう曲に乗せて描かれた「初音ミク」を聞きたかったんだ。
  • グロッケンでめっちゃ、色んな曲の旋律をライトモチーフとして使っています。探し出して、歌詞を思い浮かべて、この曲の歌詞と見比べて、それでエモくなってください。
    こたえ:曲は最初から順に「01_ballade(星のカケラ)」「Packaged」「ODDS&ENDS」「アイ」「METEOR」「Singularity」「Hand in Hand」となっております。
  • Cメロで、グロッケンにて「Ⅰ→Ⅱ→Ⅳ→Ⅲ」。低弦でMETEOR、Singularity、Hand in Hand(上述)のモチーフ。
    「蒼く輝いた/舞台/へ」の歌詞への伏線を描きたかったのです。
  • フルアルバムをリリースしたときは、このアルバムとオケを聴き比べてください。どうかお楽しみにしてください。