あなたの亡霊

Goast of you


Lyrics
木漏れ日が揺れる 一呼吸、刹那 二人のことさえ忘れるほどに 三歩ぶん歩む 貴方を想い出す 何度目の夏かすら忘れた 悲しいだけの想い出が 切ないだけの思い入れが 苦しいだけの重たさが 胸を、鬱ぐから 貴方のことをいまでも憶えてる あたしはあなたの亡霊でしょうか 後悔と嘘を 何度重ねても あの夏の奥にまだ 貴方が居るんだ 忘れたいことが日毎に増えていく 貴方のことさえ厭になったから 嘘ついた、ごめん あなたの言葉を否定するのが いやなだけだ 口惜しいだけの諦めが 愛しいだけの 虚しさが -貴方に-誰かに-なにかに捧ぐ赦しさえ 描けないままだ 比喩えば忘れたほうが単純な あなたがあたしの亡霊だとしても 夏の陰が 何度と重なって 涙も忘れるほど わかんないままだ 過ちのように消えたまま 渇いてくように想うまま 褪せない貴方に触れている ただ、それだけだ 貴方のことのすべてを忘れたら そんな絵空事は要らないから あたしがいつか亡霊になるまで 貴方を救えないまま 朝を待つよ