残夏、きみの姿を水に流して

End of Summer, When read your letter


Lyrics
朝、目が覚める。 指先をさぐる。 水に浮かぶよう まだ、寝惚けたまま もう目も覚めて 指先が寒い 水に沈むよう ただ、きみがいない 街並みも、人波も 灰色に溶けて きみの居ない この心なんて なんの意味も在るわけ無いだろ きみの声のきこえない街は すべて全部 色を失くしてた。 きみの言葉が水に浮かんでいる 溶けて流れて、消えないままで きみの居ない街は誰も彼もすべて 綺麗詞すらもきたなく思えた 心まるごと水に流して 無くなる前に 胸の奥の思い出をさぐったまま きみは僕を綺麗と言うけど 僕にとってはきみが眩しいんだよ 僕も全部、厭に為るほどに きみの声が脳を反射する 逃げ出すように心を亡くして それでいいよ もうそれでいいよ きみも全部、往ってしまうのなら この世全部醜くていいよ この心を水に流せるなら 夜のおくへ流してほしいよ 溺れるまま きみを呼んだまま 逃げ場所さえ朝に解けたまま。