投石刑
Lyrics
渇いた心はひび割れて
雨すら厭愛おしいほど傷んでた
「誰でもいい」と、そう思うので
言葉に出すのもできない
綺麗なことも癒言えないので
きっとそう、頷いてくれない
正しいことだけ言えたら
ただ、そう「大切にして」もらえた?
*
埋まらないことなんてそうきっと
裡の裡には抱えてんだからみんな
言っても詮無い 此れはそう焼印
一人でも誰かに頷いてほしいん──
だから
いつだって いつだって
正しさを掲げながら
いつだっていつだって
ただ他人を灼いてたかった
僕らいつだって、いつだって
埋まらないことばかりで
ああ、そこにいる そこで見る
歪みばかり観えてたんだ
傾いだ声はいつだって
混ざって色と崩れてく
忘れた ただ忘れたい自分ごと
どれもが 自分のものなのに
解ってんだ 鏡を見るよう
抉るのは、そう。自分だから
*
負け犬も勝ち馬も どうでもよかった
「誰でもよかった」 それすらも近いさ
探せば見つかる焼印 不正義
裁きはみんなで演るのがそう正義
僕ら
ぼくら
そうやって、そうやって
ただ何か掲げながら
いつだっていつだって
ただ息をしてたかった
だから
いつだって いつだって
掲げたものもわからずに
嗚呼、そうやって そうやって
満ちていく
憤怒りだけ
-
あぁいつだって いつだって
-
ねぇそうだっけ そうだっけ?