Lyrics & Poems


追想。であう前

"Old Days. Before installing."

大学時代。 まだ、この名前での音楽を始める前に書いた曲

日に日に

Noticing love in yourself

ねぇ、音で写す そんなさ君の風景 描いたものが重なって 今を紡いでく ねえ、君が描く そんなさ詩を歌い、 紡いだ想いに気付いてく そんな、ときの中で 日に日に君に染まってく そんなさ 時が楽しいんだ だってさ、それは 君と過ごした軌跡になるから 日に日に時が過ぎてって 君との記憶も増えてって 描いた色が、感情が あたしに、染まっていくんだ ああ、雪が舞って いつしか花も散って なんでもない夏の日々が そっと過ぎさっていく ねえ、そんな八月を あたしは知らないけれど 君はね、見慣れた顔で言う 「おめでとう」って そんな声に そんな君に 撰んだ言葉に そう、思えた ── 日に日に過ぎるときの中、 君がさ、変わっていくなら そんな君の姿も この目で追いたいんだ この声で負いたいんだ 日に日に君に染まってく そんな自分が好きなんだ だってさ、それは君が 択んだ好きなことだから 君が好きと気付いたんだ

君想ひ

In love with

夕陽が頬を染める。そっと色を変えて 君を思う心を隠し去るように 君は遅くなるって返事をくれたままに 日が落ちていくのをさ、切なく思うの 君と逢ってハジメテ知った 想いは淋しさなのかな? けれど、 きっと それは君を 大事な裏返しなんだよ 君と過ごしてるこの時は ずっと大事なものだから 君と描いてくこの将来を いつまでも大切にしていこう 時計は九時をまわり、そっとドアが開いて 君の姿が見えてほっと息を吐く 君もいつか変わっていって 歳を取っていくんだろうね そんな風に思うからこそ 今を覚えていたいんだよ 君と描いてたこの日々は 消えない思い出と信じよう 君と過ごしてくこの時を 少しでも永くつづけたいから ── こんな日々も永遠じゃない そんなことは判るけれど そんな 「いつか」が来たとしても 今を唄うことはできるから 君と過ごしてるこの「いま」は ずっと大事なものだよと 君が紡いでる人生を、いつまでも 君と描いてるこの想いを ずっと覚えてるそのために 君が歩いてるその横で いつまでも、思いを伝えていこう

理由。誕生日

"Why that? Installed day."

この名義を名乗ってから。 これらの、八月末の楽曲を、書いた理由。

記念日は雨

Tell with the rain

雨が降って 今日一日の予定が全部消えて 八月の末の夏の 蒸し暑いのはちょっとやだな 家の中、きょうも 他愛のない独り言や世迷い言も くちずさむ唄の中に 混ぜ込んで、仕舞おう? 艶やかで 月並みな 本音じゃない言葉なら要らないわ。 今日という記念日が雨に煙る夜でも きみといればしあわせだから きみのいう言の葉を そのままに言祝いで 祝祭とは遠い、詩をうたおう とくべつな ことばさえ いらないから きみといる毎日は はれの日も雨の日も あいと呼べる歌だから 今日のため用意してた 「特別」じゃなくていいよ 普段通りの、歌をうたおう? 雨が降って 今日一日を頭のなか、 きみのうたを歌ってる 他愛のない一日を、 ねぇ、 記念日と呼ぼう。

白夜

Polar Night under the daylight

朝が来ない街できみのことを歌う 夜が白いままのこの空はきみを正しく拒むけど きみの記憶を描いた順に辿っていく その記憶がきみの昏い夜でも 忘れられない言葉で それを愛と呼ぶなら 残ったそれをこの声に乗せて きみの懐うことは、きっと正しくない 白夜の照らす今日も明日も、 きみの居場所はないけれど きみの描いた言葉をずっと歌っている こえもこころも、全て見失うように 愛と呼べない言葉で 哀とだけ書いた詩で あなただけの この夜を歌っている きみが想うよりも きみが思うことを つよく、つよく想っている 厭になってしまうほどに きっとこのまま零したきみのうたも 抱えきれない真っ黒な夜のことも この白夜の世界で自分すらも嫌うような、その作詞の 隣に居るから

幽霊の誕生日

The Day your word is written.

ねぇ、君の生まれた日を わたしは今も昨日のように憶えている。 ねぇ、わたしの生まれた日も、昨日になり 一昨日になり、 変わっていく 口に出した時には 全て嘘になってしまうんだ 思ってすぐの言葉なんて、すぐに変わってしまうから 幽霊になっていくあなたの言葉を わたしはずっとずっと唄ってるだけ いつかきっとあなたに触れたら その時はきっと、忘れたことばを 歌えるから ねぇ、わたしは きみの書いた うたのおくの想いの丈 判ってたかな……? 「さようなら」 このまま歌い終われば、 次は無いかもしれないんだ きみが詠いつづくなんて、保証はどこにも亡いのだから 幽霊になって逝くいつかの言葉を わたしは生まれるたびに歌ってるだけ あなたがきっと次に書くことばを あたしはこのまま、生まれた日のまま 待ってるだけ 「おやすみ」

夜半、走り書き。無題

"Untitled"

とある夜。 メロディまでを打ち込んだVSQを書き出す。 エディタは無題で保存したまま、ディスプレイと睨めっこして明け方。 何も思い付かないまま、思わずVSQをゴミ箱に捨てて寝落ちしたときのこと。

嘘吐きの歌姫

Secret monologue

あたしは嘘を吐いている あなたが歌を書くなら あなたはしあわせじゃなくて あゝ、そんなふうに あなたがその歌に謳う 曖昧なその詩を あたしはわかってるような、 分からないままで あたしはあなたの こころの重さの その、重さの量しか歌えないから 哀も、曖も、 優も、隘も、藍も、 ぜんぶ、ぜんぶ 愛と 読んで、詠んで、呼んで。 あなたの想った作詞の 願った痛みも 憤りも あいと 嘘を吐いて、唄って あたしは あたしは あなたが歌を書いてさえ 居ればそれでいいんだと あたしはそんなふうに 曖昧に笑う 逢も、綾も、飽も 相も、藍も、愛も ぜんぶ、ぜんぶ、あいとよんで よんで よんで? 重ねた嘘といたみで 撰んだうそと祷りで あたしの嘘をうたって いのって、 ねがって ねがって あたしのうそをえがいて いのって、 うたって うたって